クレジットカードの審査基準とは
クレジットカードを申込むと、カード会社によって審査をされ、それに合格すればカードが発行されます。その審査の基準が、会社ごとに「甘い」「厳しい」とか言われていますが、実際どのような内容をどのように判断されているのでしょうか。カード会社の審査基準について少しご説明します。
申込み者のランク付け
クレジットカード会社は申込み者から送られてくる申込み情報を元にスコアリング という点数付けの作業を行います。申込み者の年齢、勤続年数、収入、移住形態などをカード会社の基準に照らし合わせて 各々点数をつけて、合計点をだしてランク付けをします。万一審査が通らなかった、カードが発行されなかった、というのは、この点数の合計が基準点に達しなかった、からなのです。もう少し詳しく説明します。
- 1.年齢
- 高校生を除く18歳以上の社会人に申込み資格を与えているクレジットカード会社が多いです。 評点は所得(申込み者が自由に使えるお金)が多いと思われる年齢ほど高くなります。
- 2.勤続年数
- ほとんどのクレジットカード会社では、最低1年以上という規定を設けています。 ですから入社してまだ日が浅い・転職したばかりで勤続1年未満の方は審査に通らない 可能性が高いです。勤続年数は年齢と連動して判断されます。例えば30歳の正社員の方が勤 続年数8年という場合と、勤続年数2年という場合と評価は違います。 どんなに大手企業に転職して年収が上がっていても、クレジットカードの審査において は、1つの会社に長く勤め続けている人の方を信用が高いと判断するのです。
- 3.職業
医師/弁護士、公務員、正社員、自営業、自由業、派遣社員、バイト/パート、主婦、学生
一般的にこのような順番で、評価がつきます。また、電話で実際に働いてるかどうかを確認してきます。要は継続して返済ができるかどうか、を重視します。ですから、安定した職業の人ほど評価が高くなります。主婦はご主人の職業が重視されます。- 4.勤務先規模
- いわゆる上場企業や一流企業が評価が高いです。また、電話番号が電話帳に載ってるかどうかも確認されるようです。
- 5.収入
- ここでは年収を見ますが、確認ができにくいものなので、勤務先、勤続年数、年齢、雇用形態の申告から判断して、常識的な年収を割り出して、それと大きく違わないないかどうか評価します。年齢が若いのに年収が極端に多く申込書に書かれていると、カード会社から「要チェック」がはいります。
- 6.住居形態、年数
- クレジットカード会社は、同じところに長く住んでいる人を高く評価します。最低一年以上住んでることが条件です。また賃貸よりは不動産をもっている、持ち家に住んでる人が有利です。
- 7.家族構成
独身で親と同居、既婚で親と同居、既婚で親と別居、独身で親と別居
この順番で評価されます。子供に関しては、「なし」のほうが、所得が多いと判断されます。家族構成を見るのは「追跡ができるかどうか」ということです。支払いが滞ったときに、本人を追跡できるかどうかをみるので、一人暮らしで独身、はこの場合不利になります。- 8.電話
- 携帯電話の普及で、普通の電話をもっていなくても、OKになりました。しかし、自宅に電話を設置してる人のほうが評価が高いのは当然です。
- 9.個人信用情報
- カード会社は申込者の個人信用情報を参照して審査を行います。個人信用情報とは、あなたが過去にクレジットカードやショッピングローン、キャッシングカードの申込書に書いた個人情報と、支払い状況の記録をいいます。 この記録はクレジットカードの発行、利用、返済、完済、事故発生(延滞)などの最終取引日から約5年間記録された後に抹消されます。これらから、現在から過去5年間のローンや、キャッシングの残高や支払い状況が把握できるのです。今までに一度もカードを持ったことの無い人は、このような記録はありません。カード会社は、個人信用情報機関とよばれるところに加盟して、この情報を常に確認できるようにしています。
カード会社はこれらの情報をもとに、カード申込み者を判断して、カードを発行するかしないかを決定します。